試験当日に渡されるアレ!?
行政書士試験当日のことです。1回以上の受験経験のあるという方ならば想像しやすいと思いますが、試験会場の手前で予備校の小冊子のようなものを渡された経験はないでしょうか?
今回はそのことについて、書きたいと思います。
初めにあのパンフレットのような小冊子ですが、その場で受け取っても見ないようにすることをオススメします。
まぁ、大抵の予備校で配れる、小冊子には出題されるポイントが要点としてまとめられています。ちょっとしたプチ参考書だと思って下さい。
あの小冊子は動揺の元!?
おお!!出題予想の要点が書いてあるなんてなんて親切なんだありがたいと思う方もいると思いますが、それが案外落とし穴だったりします。
なぜならば、小冊子を見ると
「かなり動揺するからです。」
少なくとも私の場合はかなり動揺しました。
というのも、その要点が初見のように感じてしまったからです。
えっ、そんな論点あったけ?とか思ってしまいました。たまたま勉強が漏れていた範囲だったのか?それとも緊張状態で見たので変な反応をしてしまったのかわかりませんが、かなり動揺したのは事実です。
私のようにメンタルが弱い人であれば、かなり動揺しますし、不安になります。
あの小冊子は家に帰ってからゆっくりみるといいと思います。
予備校がどういう狙いであの要点がまとめられた小冊子を配っているのかわかりませんが、かなりのキラーパスです(笑)
勿論、見込み受講生に向けて宣伝しているわけでしょうが、特に合格か不合格か5分5分のような人は見るべきではないと思います。
もう完璧、受かるのはほぼ確実というほどまで高めてきた人であれば、要点を見ても動揺することないと思います。
「これが要点?もう頭に入っているから楽勝」
くらいに捉えられるからです。こういう人はぜひ見て下さい。
それら以外の人は見ない方が良いと思います。
潜在受講生の宝庫!?
ところで、行政書士試験の試験会場、予備校からしてみれば、ものすごい高確率の見込み受講生の獲得の場ではないでしょうか?
なぜならば、会場に来る9割が不合格者ということですから。
10人に1人はパンフレット渡しても無駄になりそうですが、その人以外はいわば見込み客なわけです。
合理的な宣伝場所なわけです。
これが7割が合格する試験であれば、話は逆で、非効率な宣伝となりそうです。
今年度が初受験という人は参考にしてみてください。そんなことを考えている余裕なんてないと思いますが・・・。
とにかく、パンフレットには注意した方が良いでしょう。自分の穴が見つかり、綻びが生じるからです。