書いて覚えるから読んで覚える勉強法に変えた理由

書く派?読んで覚える派?

世の中には書いて覚える派と読んで覚える派の二通りがあると思います。私が学生時代は完全に書いて覚える派でした。ですが、厳密に言えばノートを書いて覚える派ではありませんでした。まとめて書いて覚える派でした。

それが大人になった今は読んで覚える派になりました。

だんだんとテストがマークシート式に・・・

なぜか?一つは勉強にかけれる時間が限られるようになってしまったことです。それにより、より時短な勉強方法へとシフトしなければいけなくなりました。
大人となるとほぼ無条件で働かなければいけません。当然、働きながら勉強となると勉強時間が限定されてしまうからです。

そして、もう一つが大人になってから受ける試験の形式が主にマークシート形式に変わったからです。行政書士試験もしかり、FP3級の試験もそうでしたが、受けた試験の大半がマークシート式になりました。
学生時代は学校の定期テストにしろ、正確に漢字や定義を書くということが多かったと思います。そのため、どうしても書いて覚えるという行為が必要だったのかもしれません。

ところで、今は書くということが極端に減ったと思います。仕事でもパソコンがあるので、漢字のミスもなく、キレイな文が書くことができます。

これらのこともあり、必然的に書くという行為の重要性が薄らいできました。

早く、キレイに文字がワープロで書ければ、人間の汚い字は必要ないということになると思います。いくら風情があるだの、直筆の方が温かみがあるといってもスピード優先です。私はワードなどの文章作成を利用する大きな理由は、手書きより早い、見やすいからだと思っています。まれにバブル世代のどうしようもない親父はものすごい遅さでタイピングしていますが(笑)

書く勉強方法は時間がかかる

書くという行為は読む行為よりは明らかに時間がかかります。確かに書くことで覚えやすいということはあるかもしれません。私の場合はただ書くだけでなく、まとめて書くことでさらに記憶の定着が良かった気がします。

ただ、時間がかかりすぎる。一生懸命、勉強している感が満載である。

書くという行為のウィークポイントはこの二つです。逆に読むという行為は手軽にできます。ただどんな体勢でもできてしまうので、あまり勉強っぽくありません。そこで私はできる限り読む勉強法をするときは正座して、姿勢を正して読むようにしています。これで勉強です。寝ながら勉強ではあまり良くないと思います。

このように私の勉強法が書くから読むに変化した理由は自分の内心からだけではありません。このようにパソコンの普及や大人になるにつれテスト内容がマークシート式に変わってきたなどの外的な要因からもあります。

今では読む勉強法に力を入れています。

参考リンク:ノートは作らない。参考書を読み込むだけ、最速勉強法

正直なところ勉強法は人それぞれです。自分にあった勉強法をしましょう。書いてすごく覚えれる人が無理やりに読んで覚える方法に変える必要もありません。

ですが、私の場合だけでいえば読むことで勉強時間をだいぶ短縮できたように思います。それだけは事実です。大人の勉強の合言葉、時短だと思います。

学生時代の勉強方法からの脱皮が必要な時期なのかもしれません。