行政書士試験における民法とは!?その特徴と対策

行政書士試験において民法は合格の鍵といっても過言ではないと思います。

民法をどれくらい学習するかで合格か不合格かが決まります。

難易度で言ったら圧倒的ナンバー1です。

初めに言っておきますが、学習を進めていくと、要所要所で理解に苦しむかもしれませんが、慣れです。慣れが解決してくれるので根気強く学習しましょう。

問題文を読むだけで頭がパニックになるのも、結局は慣れが解決してくれます。

[行政書士試験、民法の配点]

民法の配点は、択一問題が36点分、記述式問題が40点で

合計=36点+40点で76点となります。

これは行政法に次ぐ、配点の高さです。この民法を放置、捨て科目にするわけにはいきません。

そして、特筆すべきなのは記述式が2問あるということです。これは実は行政法よりも1題多く出題さえれています。

記述式となると深い知識が要求されるので、その点注意しましょう。

ということでやはり、捨て科目にはしてはいけない科目なのです。

民法は難しい科目!!

しかし、ご存知の通り民法は1000条以上からなる法律のため完全な攻略は難しい。ですが、先ほどいったように無視はできない科目となっています。

ここは民法で7割くらいを目指して得点しておきたいところです。

過去の本試験の民法の出題傾向を見ると易しすぎる問題はほとんど出題されず、なかなかの難問が出題されています。その年度によっても難易度が違ってきますが(笑)

記述式では奇問と呼んでいいような問題も出題されたことも何度かあります。基本はもちろんのこと、深い知識が必要とされるのが民法です。

記述式で2問、40点分が出題されること考えれば手を抜けない科目です。

そして問題のレパートリーも広く、知識問題から始まり、事例問題や会話問題などさまざまなパターンで出題されます。

問題を特にしっかりとした理解が必要になってきます。

具体的な民法の対策!!

とにかく、記述式の対策は万全にしといた方が良いでしょう。他、民法の問題に慣れる、一問一答を繰り返し行う。

暗記科目ではなく理解科目という意識をもって、しっかりと理解していく必要があります。

特になぜその条文が必要なのか?理由などにも注目してみると覚えやすいかもしれません。

ちなみに受験生の中には司法書士試験レベルのテキストや問題集を使う人もいるようです。

個人的にはそのくらいの気持ちで勉強をしないと満点はもちろんのこと半分以上の得点も厳しいのではないかと思います。

ただ実際に司法書士試験のテキストや問題集までは必要ありません。

満点目指すのも大事ですが、深追いしないことも大切です。

要はバランスが大事だとということです。

また例年、民法の出題は物権より債権の方が出題されるので債権には必ず注力することが大事です。
ちなみに司法書士試験は物権中心に出題されようです。登記を扱う司法書士ですからね。

このように民法は大事な科目です。ある程度時間をかけて対策する必要があるでしょう。

ただし高配点である行政法を犠牲にするくらいなら、多少は割り切ることも大事です。

行政法と民法を比べたらやはり行政法を優先するということです。

ちなみにこの二つの配点だけで合格点の180点を超えることになります。

なので主要2科目ともいわれています。私は行政書士試験のツートップって勝手によんでいますが(笑)

つまるところ、この2科目+一般の足キリ以上で合格というわけですから。

行政法と民法を9割近く取れば合格というわけです。

まぁもちろん、簡単なことではありません。

ですが、注力するポイントとしては、間違ってはいないと思います。

 

ちなみに管理人もこの科目で苦労した分、思い入れも大きいので、このブログでも民法に関する記事が多いです。

少しは役に立つかもしれない記事もあるのでそちらもぜひ活用してみてください。

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