なぜ行政書士試験合格には独学がいいのか?独学のメリットとデメリット

なぜ行政書士試験受験には独学がいいのか?そもそも独学が正解なのか?
物事には必ず利点と欠点の二面性があります。
まずは独学のメリットとデメリットを考えてみましょう。

独学のメリット

  • かかる費用が少なく、経済的である。
  • 自分の好きなペースで勉強ができる。

独学のデメリット

  • 通信講座やスクールと比べると、合格するのが難しい。
  • メンター(指導者)がいないので、理解度が低くなる
  • モチベーションの維持が難しい

思いつく限りのメリットとデメリットを挙げてみました。あらかじめ言っておきますが、絶対に通信講座やスクールの方が良いのは間違いないです。お金に余裕がある方にはそれらをオススメします。

行政書士

メリット

メリットを見ていくとやはり経済的であるという点です。これは当たり前ですが、独学、通信教育、スクールの3つの内ダントツです。私の場合はテキスト代のみで2万円くらいで収まりました。さらに私はこれら使用した参考書などをオークションなどに出品して売ったので、3割の6千円くらいは戻ってきました。
そうなると、実質1万5千円程度で合格したことになります。何といってもこの安さこそが独学の最大のメリットです。
もし、予備校に通うとなると10万単位、通信講座でも5,6万単位のお金がかかります。
この金額と比べると独学がいかに安いかがわかると思います。
このことがやはり独学の最大のメリットと言えるのではないでしょうか。

デメリット

一方、デメリットを見ていくとモチベーションの維持が難しいとあります。

これはどういうことかというと予備校などのスクールの場合、お金がかかっている分、本気度というかある種の強制力みたいなものが働きます。

これによって真面目に通学するはずです。そして、継続した学習ができるでしょう。

しかし、独学の場合はそういう強制力がありません。もちろん、勉強する工夫も初めから施されているわけでもなく、開始するのも終了するのも自分次第です。

つまり自分の意志一つで勉強をやめることができます。それだけではなく、テキスト代のみのリスクでしかないので、受験そのものをあきらめることもたやすいでしょう。

実際にこうゆう人も多いのではないでしょうか。メルカリなどのフリマサイトやヤフオクなどに美品の参考書が出品されているところ見ると容易に予想がつきます。

このように独学にはメリットとデメリットがあります。

デメリットの方が多い気がしますが、スクール、通信講座を受講しなければ合格はありえないというわけではありません。

独学でも十分、行政書士試験に合格できます。私が合格できたんですから、その気になればだれでも合格できるはずです。あとあまり知られていないかもしれませんが、行政書士となるには合格だけではできず、行政書士と名乗ることも業務もできません。行政書士としてやっていくには登録というのをしなければならず、これはその登録先の都道府県によって異なりますが、およそ20万円ほどかかります。こういったことも考えるとまずは独学で挑戦してみるのが良いかと思います。

ただ、何度も言うようですが、経済的に余裕がある方は予備校に通うことをお勧めします。予備校は受験生を合格させるプロです。プロの講師達が教えてくれるわけですから、間違ったことや中途半端なことは教えないはずです。予備校に通えば絶対という合格というわけではありませんが、独学よりも効率的なことは間違いないと思います。

そして、通信教育のメリットもいろいろとあると思いますが、その特徴の一つとして、DVDなどの映像関係の教材からテキストまで非常に充実したものが、自分の足で探すことなくセットとして、提供されるということです。中には非常にコスパ重視した講座もあるので、場合によっては独学と大差ないかもしれません。




大事なのは、あなたの現状に合わせた方法を選択するということです。今回は独学のメリットとデメリットを説明してきましたが、何を優先するかで決めるといいと思います。私の場合は経済的なことを最優先しました。