行政書士の仕事とはどんな仕事?

行政書士試験に合格して行政書士を目指すにはまず、行政書士がどんな職業でどんな仕事しているか知らなければなりません。

はたして、行政書士とはどんな人なのでしょう。

主に官公署に提出する書類や権利義務・事実証明に関しての書類の作成、提出手続きの代理・代行、書類作成に伴ってのコンサルティングなど行う人のことを言います。

具体的な仕事なのかというと、多くの行政書士の先生方は許認可を取るための書類作成などを主な業務としていることが多いようです。例えば、宅建業者免許申請や風俗営業許可申請などです。これらの事業を行う場合は、申請を行って官公署に許可を得ることが必要となります。そのために、時間を割くことができない方や複雑な書類作成に自信のない方などが申請書の作成を行政書士に頼むのです。

他にも行政書士の仕事は多数あります。会社設立など民事法務関係など多岐にわたります。行政書士の扱える書類はなんと10000種類以上と言われています。

行政書士の仕事に関しては大まかに理解していただけたと思います。次はもっとも大事な報酬額についてです。仕事の対価として、行政書士はお客様から報酬をいただくことになります。これは仕事の難易度によって変わってきますが、はっきり言って各事務所ピンキリです。安い事務所もあれば高い事務所もあります。
行政書士の仕事の単価は自由に決めることができます。安売りをする事務所、専門性を売りにして付加価値などをつけて高い報酬額を得る事務所。事務所によりさまざまです。

例えば古物商許可申請の平均的な金額は5万円~15万円となっているようです。

結構、いい額ですね。古物商の許可申請なら取ろうと思えば自分で取れます。自分で取ればもちろんゼロ円です。これが時間のない人や知識のない人だったらどうでしょうか?上記の金額を支払ってでも行政書士さんに依頼しますよね。
行政書士は書類作成のプロフェッショナルなのです。人生で古物商の許可申請を取るのなんてたった一度っきりですよね?行政書士の先生は何回も依頼者の申請書を書いているので、慣れていて当然です。初めての人より慣れている先生の方が、早く確実に申請が取れます。だからプロなんです。

これで行政書士の仕事がどんな仕事かだいたい分かったと思います。とにかく困っている人のことを助けるのが行政書士の仕事です。書類作成に苦戦して困っている人、相続のことで困っている人、遺言を書こうと思ってるけどどんな形式で書いたらいいのか困っている人、そんな人達を助けれるのが行政書士なんです。

とてもやりがいのある仕事だと思います。