あるか補正措置!?平成30年度行政書士試験はここが難しかった!?

皆さん、行政書士試験お疲れさまでした。

本試験から数日が経過し、皆さん日常の生活へと戻られているかと思います。思った以上に疲れがたまっていると思うので、ゆっくりと体を休めながら日々の仕事などに従事してください。

今回も平成30年度の行政書士試験について書きます。

ちなみに決まり文句かもしれませんが、これから書くことは私個人の勝手な妄想?であり、行政書士試験研究センターの見解ではありません。

さて、今年の行政書士試験もいろいろと波紋が大きかったみたいです。

タイトルに、あるか?補正措置と書きました。

まだ、予備校などの分析も終わってないなか、無責任なことを言うわけにも行きませんが、あえて言わせてもらえば、私個人としては補正措置の可能性は低いと思っています。

理由は後述しますので、気になる方はどうか最後までお読みください。

今回の試験どこが難しかった!?

試験が終わって、各予備校、通信講座などの試験の講評をかなり見てきましたが、どこの会社も、『一般知識が難しかった』とか『出題の傾向が変わった』と一般知識に関する声が上がっています。

やはり、今回のテストでは一般知識が難しかったのは間違いないようです。

問題のレベルが難しいというよりも出題の傾向が変わって、戸惑う受験生が多かったという方が正しいのかもしれません。

昨年までは奇問と呼ばれていた、一見すると行政書士の業務とはまったく関係ないような問題が出題されていましたが、今回は一転して、行政書士の業務に関する一般知識に変わりました。

もしかしたら、数年前から続いた批判からのことかもしれません。

今回の一般知識で特に印象的だったのが、風適法の問題だったのではないかと思います。非常に賛否両論あり、ツィッターなどでにぎわっています(笑)

実はこの一般知識という分野ですが、みな一般知識、一般知識といいますが、公式試験HP上では、『行政書士の業務に関連する一般知識』と明記されているのです。

ということは実は本来の姿になったということが言えると思います。

言い方は悪いかもしれませんが、まともになった!?ということです。

なので、今回だけではなく、今後もこの出題傾向になるのではないかと私は思います。

ただ、ほとんど例年はそのような問題は出なかったのにも関わらず、今回では出題が目立ったということで、多くの受験生が意表を突かれたというのが、この一般知識の難化の本質ではないかと思います。

そういったことで言えば、今年の試験はこれまでの行政書士試験と今後の行政書士試験の分け目といえるのではないかと思います。

そういった意味では今回の受験生はかわいそうだったといえるかもしれません。

ツィッターでフォローしてた人の中でも、この人は大丈夫だろと応援してた人も一般知識で足きりにあったみたいです。

本当に不憫でなりません。

ですが、補正措置があるか?というと、さすがにそこまであるかな?という感じがします。理由としては、記述式が比較的に簡単だったということと、そして行政法が例年通りだったということです。

ぶっちゃけ、一般知識がすごい難しいときは何年も前にもあり、そのときも補正措置になるか?見たいな話もちらほらでていましたが、結局ならなかったという記憶があります。

ちなみに過去一度だけなった平成26年度の問題をみましたが、それはなるわっていうくらい難問だらけでした。記述式も当然難しかったです。

ただ、何度も言いますが、これは私個人の勝手な妄想なので、実際可能性はゼロではありません。

合格発表までは何が起こるかはわかりません。

そして自己採点と合格基準点がかけ離れているような人は別ですが、ギリギリで下回っているくらいの人であれば、本当に最後の最後まで合格か不合格はわからないので、本当にがっくりするのは合格通知が届いてからでも遅くはありません。

いわゆる、没問と呼ばれる全員正解の問題がある年もありました。(私の時は1問ありました)

そういった可能性もゼロではありませんので、結果を待ちましょう。

最後に今後の行政書士試験についてですが、たぶんこれが境目、特に一般知識はそうなる可能性が高いかもしれませんので、合格するには一般知識を広く攻略する必要が出てくるでしょう。

そして、一般知識となると、個人での対策は難しくなってくるので、通信講座や予備校の単科コースなどの検討していった方がいいのかもしれません。

もしかしたら、行政書士試験に完全独学で合格する時代は終わったのかもしれません。

独学+単科、独学+公開模試などのように、独学+α以上でなければ難しいのかもしれません。