行政書士試験を独学で受験しようとする際に最初にしなければいけないのが参考書および問題集選びです。
基本的に参考書は自分の読みやすいものを選ぶ。私はこれでいいかと思います。大事なのは何度もその参考書を読み返すということです。
一度決めた参考書は変えないこと。
その参考書に穴があくまで読み込んで下さい。浮気は厳禁です。
予想問題集はなるべく多く用意した方がいい!?
基本参考書ともう一つ大事なのが、予想問題集です。
これについては主要な出版社から出されている予想問題集を実際に解いてみて、比較したので参考にどうぞ。
実際に解いてみると各出版社に大きな特徴があるのがわかります。出題の切り口や言い回しに大きな違いがあります。
言い回しが遠まわしなようなものは当然難しく感じます。
それぞれの出版社のどれが一番、本試験に近いとは言い切れませんが、多くの問題にあたっておくことが非常に大事です。
よくあることですが、1冊の問題集では220点取れてる、別の問題集では170点しか取れないようなことも起こります。
本番力を上げるにはやはり、いろいろな問題を経験することが大事です。
もちろん、予備校の予想模試なんかも利用するのもいいかも知れません。
市販の場合は安価(1000円~2000円)で手に入れられるということもありますので、何冊かは用意しておいた方が良いと思います。
ちなみに私は過去問の他に、3冊予想問題集を用意しました。通常、2、3回分はついているので、7,8回分やったということになります。
参考書と予想問題集選びでやってはいけないこと
参考書と予想問題集選びでやってはいけないことが一つあります。
古い参考書や予想問題集は使わないこと。
よくケチって中古本を買う人がいますが、それはあまり良くありません。なぜダメかというと法改正があるからです。ご存知のように法律は毎年のように改正されています。
なので、最新の法改正に対応したテキストが望ましいわけです。間違った古い知識を植え付けられてしまっては大変です。
特に、民法や行政法などの大改正が行われた年は注意が必要です。
また予想問題集は、基本的にその年の本試験を予想しています。なので古い予想問題集はよくありません。
まとめると、行政書士試験の参考書や問題集を選ぶ際に基本的にはどれを選んでも問題ないと思います。大事なのは、必ずあなたが受験する年度の参考書や予想問題を選ぶようにしましょう。