行政書士試験に限らず、何かを成し遂げようとするには何かを犠牲にしなければなりません。
そうでなくても成し遂げられる人はよほど時間が余っている人なのかもしれません。たいていの人は働きながら勉強することになると思うので、時間が余っているということはなく、ある程度忙しいと思います。
何かを得るには何かを捨てなければなりません。私の場合はというと、ずばりお酒をやめました。素面の時間が増えたことで、その時間を勉強に当てることができました。
その気になれば、お酒を飲みながらでも勉強はできますが、寝落ちや深酒になるととてもじゃないですけど勉強したとはいえなくなります。記憶的にも問題ありです。なので思い切って節酒ではなく、禁酒にしてみました。
正直、毎晩のように飲んでいたお酒をやめるのはかなりきつかったです。ですが何かを成し遂げるためには仕方のないことだと割り切ってそこは頑張ってみました。
もちろん試験後は達成感に浸りながらの美酒をと…言いたいところですが、私はその後もややしばらくお酒を飲みませんでした。
というのもお酒を飲まない生活になれてしまったからです。結局のところ、11月の試験が終わり、年末の忘年会でどうしても上司の誘いに断れずに解禁してしまいました。年末に解禁したことで、翌年の、行政書士試験合格発表日は勝利の美酒を味わうことができました。
なかなかおいしいお酒でした。まさに美酒といえるでしょう。
今、実を言うと私は司法書士試験と社会保険労務士試験の合格を目指して新たに勉強中なのですが、これを成し遂げるためにも現在禁酒中の身です。とりあえず1年間を目標に禁酒しようかと思っています。
このように何かを成し遂げるには必ず何かを犠牲にしなければなりません。なぜなら今までになかった勉強という時間があなたのこれまでの日常に割り込んでくるからです。それは睡眠時間であったり、通勤時間であったりします。そしてそれらの時間を勉強時間に変換させなければなりません。そうしないと勉強時間が取れずに残念な結果となっていまします。
とても、苦痛のことのように思えますがその分、合格したときの達成感はたまりません。