行政書士を目指す動機として、小さい頃に行政書士に助けられたからという人はいないでしょう。

行政書士を目指す動機はなんでしょうか?私は動機の一つがカバチタレというドラマでした。

皆さんはなんでしょうか?独立したいから、年収が良さそうだから、仕事内容に興味があるから理由はさまざまでしょう。

行政書士にお世話になった人は少ない!?

いろいろある理由の中でも、「小さいときに行政書士にお世話になった、助けられたから」という人は皆無だと思います。いたらごめんなさい。

よく医者を目指す人で「子供のころに大病をして、そのときお医者さんに助けられたから」という動機の人は結構います。

こういう動機はとても強く、勉強でくじけそうになった時も支えてくれる動機の一つです。ある種の信念のようなものです。

ですが行政書士に限ってはまずこういう人はいません。

行政書士とかかわる人はごく一部の人です。ましてや小さい子どもがかかわることなんてほぼないでしょう。だからこういった動機が生まれないのです。

私自身、行政書士の先生にお世話になったことは30過ぎた今でもありません。

私もカバチタレというドラマを見て行政書士という存在をしったくらいですから。そういった意味では、カバチタレってどんだけ行政書士の知名度あげるのに貢献したかわかりません。

それはさておき、人が行動するには強い動機が必要です。

強い動機が勉強を続けさせる!?

もしかしたら、こういう強い動機がないからこそ、勉強があまり続かないのかもしれません。

そしたらどうすればいいのか、思い切って行政書士という枠を広げてみましょう。ひとまずは行政書士になりたいを法律家になりたいと置き換えれば良いのです。

これまでの人生で法律をまったく意識してこなかった人はいないでしょう。その法律に携われる法律家になりたいと思えれば、それは行政書士になる立派な動機になると私は思います。

いろいろ言われてはいますが、行政書士も法律家です。

このように考え方一つで立派な動機が出来上がります。例えば、あなたが学生のころに裁判を傍聴しに行ったとします。

そしてそのとき見た弁護士がものすごくかっこよく見えました。弁護士も法律家です。これで法律家になりたいという動機ができました。

それを拡大解釈してひとまずは法律家である行政書士を目指す!!これだけでも立派な行政書士になるための動機となりえるのです。

強い動機がないなら強引に作ってしまうそれも手です。もちろん、行政書士を目指すことを決意したあとに、裁判の傍聴をすることや行政書士事務所を見学させてもらうことも強い動機づけとなることは間違いありません。

裁判の傍聴は非常に良い刺激になるので、オススメです。

傍聴マニアになってしまうかもしれません(笑)