行政書士試験を受験しようとなると、必ず、通信講座、独学、あるいわ通学の3択で迷うと思います。まぁ中には家庭学習なんかも検討している人もいると思います。
基本合格するにはこの3つから選択せざるを得ません。
今回は通学と家庭教師は考えない前提で、独学か通信講座のどっちで行政書士試験に挑戦しようか悩んでいる人向けの記事を書こうと思います。
私はご存知の通り、行政書士には独学で挑戦しました。
ただ、結論から言えば、今現時点で迷っているならば、通信講座を選ぶことをオススメします。
通信講座がオススメな理由とは!?
当時は独学でも大丈夫と自信をもって言えましたが、今となってはちょっと状況が変わってきています。
これは単純に、私自身が通信講座に関して情弱だったということと、試験の傾向自体が変わってきているという点で当時と事情が変更しているからです。
そもそも行政書士試験は不安定な試験です。
ものすごい難しい年度もあれば、易しい年度もある。そして出題傾向も変わる。
実は今に始まった話ではありません。
毎年、合格率も安定しません、ある年は5%ということもありますし、違う年は15%ということもあります。
これほど、安定しない士業の試験は私の知る限りありません。
ただ、来年だけはさらに不安定さが予想されます。
ちなみに、通信講座は実はこんなに素晴らしかった的な記事が気になる方は以下のリンクを見てください。
通信講座は価格破壊が進んでいます。
試験の傾向が来年はわからない!?
では、試験の傾向が変わってきているとはどういうことでしょうか?
主に一般知識に関してです。今回の2018年度の行政書士試験でだいぶ変わった気がします。
これまでの行政書士試験の一般知識とは違和感を感じる出題傾向になっています。
一言で言えば、実務を意識した問題が出題されている点です。
これまでは実務とはほぼ無関係な出題が多かったんですが、今回は違いました。
俗に言う、奇問というやつです。
正直これまでの試験対策をしていた人からしてみれば、相当困惑したと思います。
これが、今後も続くのか?はたまたこれまでの出題傾向に戻るのか?
来年度の試験を迎えるまではわからないということになります。
ということは2019年の行政書士試験受験生は、この二通りの出題パターンに備えないといけないということです。
ということで、来年はいつも以上にちょっときつくなると思います。
そこで、やっぱりプロに任せるのが手っ取り早いというのが、私の意見でもあります。
まず、プロは情報量が違います。
毎日、みなが行政書士試験に合格できることを考え、最適なサービスを施しているわけですから、やはりその情報力や分析力も違います。
以前私が読んだ、フォーサイトの6カ月合格方法的な本には試験作成者の情報もあり、そこから問題を予想しているとかという記事もあり、すごい情報力だなと感心したことがあります。
つまりは素人が持っていないような情報力があるということです。
そして分析力もあるということです。
もし仮に法令科目だけならば、独学でもイケるとは思います。
ただ、並々ならぬ努力は必要でしょう。
自分でわからないところは自分で調べなければいけませんし、スケジュールもすべて決めなければいけません。
独学はハードルは高いのです。
しかし、法令科目であれば範囲がしっかりと決まっているので、努力さえすれば独学でも案外いけてしまいます。
しかし、行政書士試験の恐ろしいところは、一般知識にあるのです。
法令科目で満点ぐらい取れても、一般知識で足キリで不合格なんてことが本当にあるのです。
私も実は足キリが24点未満であるのに対して、28点とかなり危なかったです。
ここをクリアする意味でも初学者であれば、最初から通信講座で保険をかけておいた方がいいかもしれません。
私が通信講座などプロの手を借りるべきだと思う理由はここにあるのです。
もちろん、スクールに通える居住地で、かつ費用が払えるならば、通学もありです。
う~ん、やっぱり独学では厳しくなってきているのかもしれません。
来年度は特に注目すべき年になるのではないかと思います。
しかし、なかなか、定まらないですね。傾向が・・・・。
ちなみに、宅建士試験なんかはしっかりと傾向が決まっていますし、まず第一に一般知識というものがありません。
おそらく、士業試験で、一般知識という科目は行政書士試験しかないと思います。
本当に厄介です。一般知識は。
以上のことにより、今現在で、迷っている方は、独学よりも通信講座をオススメします。