「商法・会社法は捨てるべき」
もはや行政書士試験で効率的に合格するための王道とも呼ばれています。
しかし、昨年、平成29年度の試験内容としては簡単な問題が出たという声が聞こえてきます。
そこはあえて、たまたま簡単な問題が出た程度に捉えておきましょう。
今年や来年も同様に同じような簡単な問題が出るかと言わればそうでもないとおもいます。
民法並みに多い条文、そして暗記がものをいう科目の一つである会社法が捨て科目の第一候補であることは間違いありません。
ただ、今回のように簡単な論点が出題されるケースもまったくのゼロではないために、簡単な論点だけを押さえておくというのは、有効な対策法かもしれません。
当然、私も受験生時代は捨てました。
とはいえ、完全に捨てたというわけではありません。基本的なところは少し勉強しました。ただ結局のところ、5肢を1肢に絞れるような知識にはなりませんでした。
せいぜい4肢に絞れるくらいの知識でした。
正直な話、会社法や商法に手が回りませんでした。
今現在、司法書士試験受験を念頭に置いているため、仕方なく商法・会社法も勉強していますが、あまりのすごさに捨てておいて正解だったと思っています。
やはり、会社法はなんかは条文が多いですし、条文だけを追っていても理解できない部分が多いです。そのため基本書を活用して勉強するしかありません。
はっきり言って、六法で読んでもちんぷんかんぷんです。読む気すら無くなります。
そして、あまり記憶に定着させずらいという印象があります。
株式なんかは特に複雑です。なんとか会社の機関は理解できます。取締役会とか株主総会とか身近ではありませんが、聞いたことはもちろんありますし、何となくイメージができます。
株式に関していえば、譲渡制限付株式だとか種類株式だとか言われてもあまりイメージが付きません。その点苦手意識がある人はあると思います。
私らがイメージする株式は配当がもらえるイメージしか基本ありません。株で議決行使できることよりも配当しかあまり興味ないからです。
もちろん、株取引なんてやったことないですし、会社の取締役なんて経験もないのであまりイメージがつきにくい印象です。
率直な意見として20点の為にそんなことやってられっかというのが本音です。