行政書士試験、一回目は不合格で、数年のブランクを経て合格したというのと、2年連続で受けて、2回目に合格したというので、後者の方が楽に合格できることは間違いないと思います。
いきなり結論ですが、ブランクは不利です。
なぜならば、人間は忘れやすい生き物だからです。
当然、2年前の記憶よりも昨日の記憶の方が覚えているもんです。
ということで、あまり勉強にブランクを開けるのはよくないということです。
勉強にブランクは空けてはいけない?じゃあどうすれば・・・
ですが、どうしてもブランクを開けなければいけないという場合はどうしようもありません。
ですが可能な限り、短時間でも勉強しましょう。
例え、30分でもいいです。
30分くらいは誰にだって時間が作れるはずです。
勉強し続けることが大事です。その年に受験しなくても、頭の片隅に行政書士試験のこと、法律のことは置いておきましょう。
人間がいかに忘れやすいか?
私も最近はあまり、行政法は勉強する機会自体がありません。なので当然、忘れてきています。
今のところ、行政法の知識は特に必要というわけではないので、私生活には影響していないので、問題ありませんが、やはり長期間触れていないと徐々に忘れていきます。
私が以前、経験したことで驚いたのは、小数点の掛け算だとか割り算とかを忘れてしまっていたことです。
あんだけ小学生の時にやっていたことを忘れてしまうとは、自分の記憶力の低さに愕然としました。
ちなみに就職試験で問われてかなりテンパりました。
ですが、これが普通と言えば普通です。
年月が経てば、たつほど忘れやすくなってきます。
ただし、忘れかけた頃に思い出すきっかけさえあれば記憶は長持ちします。
そのきっかけを作り続けることで、ブランクを埋めることができるという思います。というよりも、もはやブランクではなくなってしまいます。
ブランク=まったく勉強しない期間
です。
なので、ちょっとずつでも勉強し続ければ、影響しないどころか好影響になるというわけです。
もし、1年の間はどうしてもまとまった学習時間が取れない、どうしても試験日に用事があって受験できないという場合は、少しずつでも法律の勉強をしづけましょう。
もし、勉強の習慣化するのが苦手という人はどうしたらいいんでしょうか?
習慣化できないならば、別の資格試験の取得を目指す!!
裏技があります。それは別の似たような資格に方向転換するという方法です。たとえば、行政書士試験に似た公務員試験を受けてみるとか、ランクを下げて宅建を勉強するとか、別の目標に変えれば試験日が異なるので、受験もできます。
上の例でいえば、例えば行政書士試験で不合格だった翌年から宅建士試験に切り替えたとしたら、民法は両方の試験科目にありますから、民法のみは勉強を半強制的に続けることができます。
これでブランクは埋めることができます。
いうまでもなく、科目が被れば被るほどいいわけです。
そして、できれば上位資格の方がいいです。例えば、司法書士試験です。
ちょっとスケジュール的に無理はあるかもしれませんが、挑戦するつもりで途中でやめるのもありです。それだけでもかなりの勉強になるはずです。
そして、勉強を続けることができます。
実際、行政書士試験に落ちて、司法書士試験に合格したという人もいるみたいです。
とにかく、法律の勉強をし続けること、それでブランクを埋めることができます。