努力が報われない一般知識!?奇問が多すぎる!?親父世代に有利!?

行政書士試験において、もっとも厄介なのが一般知識です。

平成29年度の問題でもとんでもない問題が出題されたらしいです。まだ見ていないので、詳細は不明ですが、白い巨塔の作者が問われたみたいです。

ちなみに正解は山崎豊子さんです。

この問題、あらかじめ出題予想できた人、予備校なんてないでしょう。

受験生全員に聞いても予想できなかったというでしょう。

予想していた人は神です(笑)

この問題一つ見ても、まず親父、おばさん世代には圧倒的有利です。なぜならば、何度かドラマ化されているからです。

ちなみに私の中では白い巨塔のドラマといえば、唐沢寿明さんとか江口洋介さんです。

でも当時、20そこらですから、あのシリアスな内容のドラマを見ている人もそう多くないと思います。私にとっては素晴らしい作品でしたが、ジャニーズ主演のドラマのような華やかさはありません。

なので私たちアラサー世代でギリ知っているかというところではないでしょう。私も何となくドラマのエンドロールを見て知っていたという感じです。

20代の受験生であればブックオフの小説コーナーや図書館の小説コーナーに通っている人でもない限り、正解は厳しいと思います。

世代間に不公平な問題と言わざる得ないと思います。

人生経験豊富な世代に有利というような気がします。

そもそも一般知識って実務に使う!?

そして、個人情報保護法などは別として、それらを知っている事が行政書士の業務に必要なのかと言われば、決してそうではないでしょう。

白い巨塔の作者知っていて何になるのといった話です。

セールストーク中や世間話でもしませんよ(笑)

 

それになんとなく思うのですが、一般知識は親父世代に有利な気がします。

それなりに世の中のニュースに興味を持っているおじさまならば、こんな奇問でもラッキー問題に変わります。

20代の人にとっては奇問でも、アラ還の親父にはラッキー問題、こういうことが少なからずあります。そして年々、その傾向が強くなっている気がします。

この点についてはどうかとは思いますが、それが試験ならば仕方ありません。

奇問は努力するだけ無駄!!

そして、努力が報われない問題ならば、努力するだけ無駄なので、私ならばこういう問題は対策しません。自分の勘と常識で解くしかありません。

選択肢を読み取り、国語的におかしいとか常識的におかしいとか選択肢を絞っていくことも大事です。

実際にそれで答えを導き出す事ができる問題もあります。

奇問や自分の知らない分野の問題が出題されたときは、もはやこれしか手段がありません。奇問のために時間をかけるのは無駄といえるでしょう。

やはり一般知識対策は王道の対策を・・・

それよりも大事なことは王道通り、毎年決まった問題をクリアしていくしかありません。

文章理解、情報通信、情報保護などです

これらをクリアして、プラスアルファで足キリをクリアしていくしかないと思います。

一般知識はまずは足切りを回避していく!!とりあえず欲張らずにこれを目標にすべきだと思います。

あまりにも教養がなさすぎるという人は、政治、経済、社会も勉強しましょう。

そして、一般知識で足りない分は範囲がしっかり決まっていて、奇問の出題があまりされない法令問題で稼いでいくしかありません。

一般知識がはじめっから解ける人、それはそれで今まで学生時代の自分の貯金だと思って大事にしてください。

一般知識で40点取れる人ならば、24点しかない人より、16点分、法令科目をさぼることができるのです。言い方は悪いですが・・・。

それを良しとしているのが行政書士試験です。

結局のところ高学歴者、教養のある人に有利なシステムなので我慢して下さい。

このシステム故にさまざまな合格者が存在するということです。

法令に弱い合格者、一般知識に強い合格者がいるということです。

勿論、理想は法令、一般知識どちらともに強い合格者ですが・・・。

まずは合格することが大事です。