行政書士試験と宅建士試験、両方受験してみて感じた会場の雰囲気の違い。

行政書士試験を受験したのが二年前、そして宅建士試験を受けたのが今月の初旬です。行政書士試験は古い記憶なので、ちょっと記憶違いがあるかもしれません。

今回はそれを前置きした上で両試験の会場の雰囲気の違いについて話したいと思います。

それぞれ地域によって違うかも知れません。あくまでも私の地域での話です。ちなみに両方の試験とも北海道の札幌が試験会場でした。

もしかしたら、東京などの大都会では全然違うかもしれませんで、ここからはそんな話があるんだ程度で読んでください。

まずは、札幌の会場は行政書士試験が某大学、宅建士試験は某資格専門学校でした。今後どうなるかわかりませんが、私が受けたときはそうでした。
当然、資格専門学校の方が宅建やら行書やらの講座のチラシなど貼ってあり、これから資格を受験するという気持ちにはなります。

まず感じたのが、試験会場、教室の広さです。行政書士試験の方が広く、あまり窮屈に感じませんでした。一方、宅建士試験は狭いという印象が強かったです。

前後左右の圧迫感が結構ありました(笑)

かといって、行政書士試験の会場が飛行機のファーストクラス並みに広いというわけではありません。もちろん、貧乏の私はファーストクラスに乗ったことはありませんが。

試験会場の時計の件

そして、時計の件です。掛け時計が行政書士試験の会場にはなく、宅建士試験の会場にはありました。ただし、宅建士試験でも目線上に時計があるというわけでもなかったので、時間を確認するには首を振らないと目視できない位置にあったので、もしかするとカンニングを疑われる可能性もあります。

そういう点でも、どちらの試験でも腕時計は絶対にもっていくべきです。

ちなみに私は行政書士試験の時に腕時計を忘れてひどい目に合いました。

受験生の属性はどんな感じ?

受験生については勝手なイメージですが、女の人が多く感じたのが宅建士試験です。

調べて比較したわけではないので、本当にそうなのかは微妙です。もしかしたら受験自体多く、分母が大きいからそう感じただけなのかもしれません。

試験会場内の緊張感というか重々しい雰囲気は、行政書士試験に軍配が上がると思います。とにかく、試験時間が長いので、空気が重たかったです(笑)

正直、一時間の差って大きいです。

難関試験のせいか、試験中にところどころため息が聞こえてきました。

何度も言いますが、2時間と3時間ではやはり違います。

試験中にトイレにはちゃんと行けるのか?

そして、これも試験時間の影響なのか行政書士試験には途中退席を認められていましたが、宅建士試験は基本的には試験終了までトイレも含めて退場するのは禁止となっていました。

私が宅建士試験を受験したときには、その決まり通り誰もトイレに行くことはありませんでした。原則ということだったので、どうしてもトイレに行きたくなったら、試験管先導のもと、許可されるのだと思います。

でも、事前にトイレに行くことで尿意を催すことはありませんでした。

一方、行政書士試験は試験中にトイレが許可されます。私が行けたので間違いないと思います。もちろん、試験管がついてきます。

試験管の人数も行政書士試験の方が多かったと思います。1教室に収容されていた受験生の人数は把握していませんが、3人以上はいたような記憶があります。宅建士試験は2人でした。

顔確認もあります。行政書士試験も確かあったはずです。宅建士試験は確実にありました。結構、がっつりと確認されます(笑)

替え玉受験は無理だと思います。一卵性双生児レベルに容姿がそっくりでないと見破られると思います。

まとめ

両試験とも、受験生はみな真剣でした。笑い声やグループで来ていて試験前に騒いでいるということもなく、さすが国家試験という印象でした。

そもそも、単独できている人がほどんどだからそういったことがないんでしょう。

以上、宅建士試験と行政書士試験の当日の雰囲気や様子でした。

最後に、記事中にも書きましたが、腕時計は必須アイテムです。時間との勝負で、時間がわからずにペースがつかめないというのは、闇鍋をしているようなもんです。下手くそな例えで、申し訳ございません。

では、行政書士、本試験頑張ってください!!!