平成29年度の行政書士試験の申込が先日終了しました。
ということで、これから受験を目指すという方あるいわ平成29年度の行政書士試験を諦めた方は、おのずと来年度平成30年度の行政書士試験を目指すことになると思います。
当然、あきらめた方以外は法律学習の経験がある人でない限り、基本的にはゼロからの学習になるかと思います。
そこで、
タイトルにもある通り、その際に動画学習を取り入れるかどうかというのは非常に悩むべき問題となると思います。悩んでいる、検討をしている方も多いと思います。
結論から申しますと、
アリと言えばアリです。
ただ、動画にも良し悪しがあるということを知っておいてください。
実は以前、私は動画反対派でした。
なぜならば、実際に学生時代に経験した人も多いと思いますが、授業の進め方がうまい先生とそうでない先生がいるからです。
また、その先生の声であったり、そういうところが合わないということも出てきます。そして、いらない情報が多すぎるということです。
講師の服装であったりとか、背景であったりとかです。
これに対して、参考書は無断な情報は一切ありません。文字だけで構成されているからです。非常にシンプルです。
これらのことから、私は特にyoutubeなどで挙げられている無料動画はオススメしてきませんでした。
でも、先日そんな私の固定観念が一気に崩れました。
「やっぱり動画はわかりやすい」
ということです。
私が見た動画が私にマッチしていたのかもしれませんが、非常に勉強になりました。
今現在、司法書士の勉強と宅建の勉強をしていますが、どちらも初の法律があり、参考書も買っていない状況でした。そんな状況なので、どうしたらいいもんかと悩んでいました。
そんなときにふっとひらめき、動画を見てみようということになりました。
それがちょっとした転機になりました。
私が嫌いな動画はただ延々と講師がしゃべりつくされている動画です。今はあまりそういう動画はないと思いますが、これに似たような動画はオススメできません。
例えば、パワーポイント見たいな図表やテキストの表示が2割程度しかなく、他の8割は講師の話という構成の動画です。
コレは先ほど話した、講師の印象が強すぎます。
講師がメインになっている動画ともいえると思います。
これは個人的にはダメです。
それでは私が見た動画はというと、こういった動画とは対照的で以下のような構成のされ方がなされています。
テキストの画面表示が9割、講師1割未満というような構成がなされた動画です。
これだとどうでしょうか?
非常に無駄な情報は少ないと思います。
ある意味、独学で参考書を読み進めていくのと同じですが、大きな違いがあります。
それは
「耳からの学習がプラスされる」
ということです。
そして、わかりづらいという点も予想されていて、補足説明がなされている点です。
非常に素晴らしいと思います。
徹底的に無駄な情報を排除となると、耳から学習ができる、市販のCD付の参考書などとなります。
ですが、これらはテキストを自分で開きながら、勉強しなければなりません。
大した苦痛がないと思いますが、めんどくさがりな私は何も用意せずに勉強できる動画の方が自分にはあっているような気がします。
と、動画学習は自分にさえあえば、最強の学習法といえると思います。
ただ、弱点があるとしたら、自分のペースでは勉強できないという点と、かいつまんでテキストを進めていかれるという点です。
さすがに司法書士試験や行政書士試験などの膨大な範囲の学習となると、多少省略していかないとかなり動画が必要になってくると思われます。
有料の予備校などではどうかはわかりませんが、無料のyoutubeなどの動画配信でそこを求めるのはナンセンスといえるのではないでしょうか?
そこは自分で補完しながら勉強進めていく他ないと思います。
どうでしょうか?
これから新たに行政書士試験の勉強を始めるという人は動画を活用してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、大抵の通信講座にはこういった動画がセットに含まれています。DVD化されたものであったり、配信されたものであったり、いろいろな形で動画をみることができます。
今回は動画についての話でした。