こんばんわ。今日は同じ士業の社会保険労務士について、書きたいと思います。
このブログでも何度か社会保険労務士のことは何度かピックアップして書いています。
平成29年度の試験が今週末の日曜日、8月27日に実施されるようです。
今頃受験生は大変な思いをして、勉強していると思います。
そもそも社会保険労務士ってどんな資格なんでしょうか?
今回もクローズアップしてみたいと思います。
社会保険労務士試験って!?
ところで、社会保険労務士の試験ですが、行政書士試験とは範囲もまったく違うし、職域もまったく違います。
でも、両資格まったく関係ないといったら、それは間違いです。
なぜならば、社会保険労務士の受験資格には行政書士合格者という条件という場合もあるからです。
実はこの社会保険労務士の試験には学歴制限があります。基本、大卒であったり、実務経験が必要であったりと普通の高卒以上の条件があります。
でも普通の高卒の方でも、行政書士試験に合格していれば受験が可能になります。
街で見かける事務所の中でたまに、
○○労務行政事務所、○○行政労務事務所
との看板を見かけます。
これは行政書士業務と社会保険労務士業務の二つを取り扱っているということになります。
いわゆるダブルライセンスなわけですが。
おそらく、社労士を取るための手段として行政書士に合格した人が多いのではないかと思います。
結果、ダブルライセンスとなったのでしょう。
高卒であれば、大卒ルートよりも行政書士試験合格ルートの方が経済的にも時間的にも楽です。おそらく、社労士になるためだけに社会人をやめて大学に入学する人は皆無だと思いますが(笑)
社会保険労務士になりたい高卒や中卒の方は行政書士試験を受験するのが王道のようです。
社会保険労務士と行政書士の試験や合格後の将来性などはよく比較されます。
興味のある方は下記のリンクを見て下さい。以前比較した記事になります。
私も実は行政書士試験合格後、社労士を目指した一人です。
結局わけあって断念したわけですが、それなりに勉強はしました。
個人的な感想としてはすごい興味深い内容、そして実生活に関連した内容が多いので、勉強のモチベーション維持に関しては結構楽だと思います。
取っておいて損のない資格だと思います。
基本的には労働者と雇用主は対等の立場ですが、実際の多くは労働者が圧倒的不利な条件のもと働かされているわけです。
法律に基づいた福利厚生がしっかりなされている企業はほとんどが大企業だったり、一部の企業にしかありません。
他の企業が全部ブラック企業というわけではありませんが、グレーな企業は沢山あると思います。企業自体が労働法の把握をしていなくて、悪意がなくやってしまっている可能性も多くあるような気がします。
私の経験上、そんな気がします。
そんな中で、そういった知識があれば、権利を主張することもできます。
逆に知識がないと何十万、何百万単位の得られる利益がなくなってしまいます。
通常、労働関係の時効は2年が多いようです。
知っているのと知らないのとでは大きな違いです。
なので、働く人のとっても、非常に大事な資格だなぁと思いました。