行政書士試験、いくら勉強しても受からないという人はコレを見直して!!合格のために絶対見直したいポイント

行政書士試験、勉強しても受からない!?

行政書士試験、いくら勉強しても毎年不合格という方も中にはいると思います。悩みとしてはまさに深刻です。

という私も一発合格者ではなかったので気持ちはわかります。

まず不合格になると次受けるどうかさえも迷うくらいにメンタルがやられます。ショック過ぎて、2、3分動作が止まることさえあります。

それを何度ともなるとさすがにキツイと思います。今年こそはと力を振り絞り立ち上がるのにも限界があります。

そして恐ろしいのが、不合格癖がつくということです。一度、不合格癖がつくと
他の資格試験にも影響が出てきます。

さて、何度も受からないという事態に陥らないために何をしたらいいのでしょうか?

原因を探してみる

何がいけなかったんだろう、毎年思うはずです。大事なのはまず不合格の原因を探ることです。
結果には必ず原因があります。

基本的に勉強して不合格になるということは勉強の仕方や質が悪いということになります。まずはそこから見直していきましょう。自分の勉強の仕方は間違っていなかったか?質のよい勉強はしていたか?これらを確認する必要があります。

とその前に、はじめに確認しなければいけないことがあります。

それは

「本当に勉強したといえるのかということです。」

まずそれを確認しましょう。自分では勉強したと思ってもそうでもない場合があります。まず自分の学習時間をメモしている人はいないと思うので、次の基準と比べてみてください。これなら、ざっくりとした感覚でも自分が勉強していたかどうかは確認できると思います。

一年間で合格するとなると毎日2時間半程度勉強しなければなりません。まず、この基準と比べて自分の勉強量がどうであったか比べて下さい。ちなみに半年しか勉強しないような人は倍の一日5時間ということになります。

この基準に達しない方は正直、勉強時間がやはり足りなかったといえるのかもしれません。

勉強時間が足りないのが不合格の一番の原因になります。

自分はしっかりと勉強時間を確保していたという人は、やはり勉強の仕方や質を考えてみることになります。



勉強の仕方と勉強の質を再確認してみる

①勉強の仕方を再確認してみる

勉強の仕方については、いろいろ勉強方法があります。ですが、中にはあまり効果的でない勉強方法もあるわけです。

極端な話で言えば、アウトプット一切なしで合格を目指しても、それでは合格は難しいということです。とこのように勉強の仕方が極端に他の受験生、ネットの情報などと違わないか確認してみましょう。
もし違った場合は今後の勉強の方法について再度考えて、改善する必要があります。

②勉強の質を再確認してみる

次に勉強の質です。質の悪い勉強というのがあります。単純に集中力を欠いた状態で勉強してもあまり効果がありません。これが質の悪い勉強です。また記憶のメカニズムに基づくと、期間を開けて勉強しても記憶の定着にはよくないようです。
例えば、週末だけまとめて勉強時間を設けてるような場合です。
さらに具体的な例を上げるとすると、土日だけ10時間勉強するのと、毎日、3時間程度勉強するのとでは、毎日3時間勉強する方が質のいい勉強と言えます。同じ勉強時間でも毎日やるのとまとめてやるのでは効果が違うということです。

基本的には勉強の仕方と質、合格するためにはこの辺りを見直してみることになります。

あと意外と少なくない不合格者の特徴として、注力している範囲が間違っているということです。

つまり、勉強の力は合格レベルだけど、合格の方向がまったく違うという状態です。

例えば、配点の一番少ない、基礎法学に力を入れて、行政法をないがしろにしているといった具合です。これは完全なダメパターンです。
まずは自分の本試験の結果を分析し、どこが点を取れていない範囲なのかを確認してみましょう。特にこんな人は注意してください、行政法の点数だけがやたら低いという状態の人です。こうなると、それは受からんわと少しあきれ気味になるわけですが、こういう人は逆に逆転合格するのも簡単です。単純に行政法を伸ばせばいいだけですから。要するに伸びしろが十分にあるということです。

一般知識の足キリに注意!?

そして大事なのが一般知識です。一般知識の足キリのみで落ちている人、当たり前ですが、次年度の試験対策では一般知識の足キリにもっと時間を割くようにして下さい。基本的には一般知識さえクリアすれば合格となります。

ただ、ここで注意です。いくら一般知識が悪くて足キリで不合格であったとしても、法令科目の手を抜いて一般知識だけ勉強すればいいというわけではありません。

なぜなら人間は忘れやすい生き物だということです。

私もそうですが、一年前に覚えておいたことを鮮明におぼえているかというと決してそうではありません。行政書士試験に合格したのは、平成27年のことですが、今となっては今勉強している民法以外はほとんど思い出せません。それは全部丸ごとそっくり記憶が損失しているわけではありませんが、問題を解けるレベルの知識は落ちています。行政法なんて特にそうです(笑)
これは次に書くことにつながりますが、それほど人間の記憶というのは落ちやすいということです。

アドバンテージはないと思った方が良い??

最後に、これはいくら勉強していても不合格という人の心得のようなものですが。基本的にはそれまでしてきた勉強はアドバンテージだと思わない方が良いです。

つまり、前年度200時間勉強したから、今年度は200時間分勉強しなくていいということにならないということです。

実際には多少のアドバンテージはあるはずです。まったく前年度の勉強が無駄になることはないと思います。しかし、先ほども言いましたが、人間は忘れやすい生き物です。忘れてしまいます。

なので初学者に毛の生えたくらいの気持ちで勉強しましょう。

もしかしたら、何度も不合格となってしまう人は前年度も勉強したという一種のおごりや油断が合格できない理由かもしれません。

以上、行政書士試験にいくら勉強しても合格できないという悩みを持つ人に、チェックしてもらいたいポイントです。

精神論ではありますが、今年こそは絶対合格するぞという強い気持ちが一番大事です。