一問一答の正しい演習の仕方。正解した問題は何度も解かない。

一問一答が資格試験の対策にいかに優れているかはこのブログでも何度か記事したことがあります。一問一答の素晴らしい点は手軽に始められて、好きな時間でやめることができることにあると思います。

ところで、効率の良い学習が可能な一問一答ですが、さらに効率よく勉強する方法を知っていますか?知っている人であれば当たり前だろうと言うと思いますが、知らない人のためにあえて書きます。

1問1答をする人はまず、1周のみでは終わらないはずです。3、4周するでしょう。ここで、3、4周目まで全部の問題にあたる必要があるのかということです。

私の場合は1問目で解いた問題は、2周目でも一応解きます。そして2周目も解けた問題は3周目は解きません。それで時間を節約しています。つまり2回正解した問題はもはや知識として定着しているとみなすのです。ただ、人間は忘れやすい生き物ですから、最後、直前期くらいは全問に当たります。つまり4周するということになります。

大事なのは極力、時短の勉強法を心がけることです。

勉強していると不思議なもので、初見でも覚えやすい事柄、覚えづらい事柄があります。文字数であったり、自分の興味が影響していると考えられるのですが、こういったものはそうそう忘れないものです。

確かに何度も復習して、知識として強固にしていくのも大事です。ですが、限られた時間の中で勉強していくには得意な知識を堅固していくよりも新しい知識も定着させていかなければなりません。

そういう意味でも1問1答を例にしてわかるように、時間の節約が非常に大事になってきます。

この記事を読んで当たり前のことだろうという人も多いと思います。ですが、以外とがむしゃらに勉強していたら、気づかないことでもあると思います。

私は昔から合理的な思考が好きでした。悪く言えば、なまけものです。ですが、短縮できる時間を短縮しない理由はどこにもありません。

真面目にまっすぐ取り組むばかりが勉強ではありません。楽して、勉強できればそれに越したことはありません。

今回は1問1答のより効果的な使い方について書いてみました。

一問一答ほど素晴らしい問題集はないと思っています。一問一答を積み重ねることで本試験で得点を取れるようになります。

一問一答を侮ってはいけません。