試験に慣れている人、そうでない人。あなたはどっち?

行政書士試験は試験です。これは至極、当然のことですが、試験とは自分の知識が一定の基準に達しているかどうかを判断するテストになります。あなたはこれからその試験を受けることになるのです。

今まで私は人並みに、いや人並み以上にこの試験を受けてきました。中学生時代、高校時代も推薦ではなく、試験を受けて進学しました。また小さいころから漢字検定や英語検定の試験にも挑戦してきました。大人になった今も資格試験を何個も受けてきました。そういった意味では私は試験に慣れているといえるでしょう。

なので慣れていない人の気持ちは正直わかりませんが、試験独特の雰囲気や試験に対する臨み方というのはある程度は心得ていると自負しています。

試験慣れしている私から慣れていない人にアドバイスするとしたら、試験で実力の100%を出すには、まず緊張しすぎないことです。ですが、リラックスしすぎもダメです。ほどよく緊張しているぐらいがちょうどいいかと思います。そして、試験を受けるうえで大事なのは泥臭くいくことです。言い換えれば決してあきらめないことです。たった1問でも取りにいってください。ただ1問に時間をかけるという意味ではありません。1問ぐらいと諦めないことです。

そして、試験の回答は必ず全部埋めてください。空白にはしないことです。

これは言うまでもなく大事なことです。試験に慣れていない人はこれすらもわからないのかもしれません。試験において、これは基本中の基本です。

そして見直しをすることです。見直しとは、自分のマークがしっかりと自分の意図した通りにされているかどうかということです。問題自体の再考をするまでの必要はありません。あとはペース配分をしっかりすることです。これに関しては模試などで身に着けていってください。

そして解ける問題から解いていくこと。一問に時間をかけていては、他の解ける問題に触れることなく試験の終了時間を迎えてしまう可能性があります。それではもったいなさすぎます。

これらは試験に挑む上で基本中の基本なので、必ず実践してください。

ちなみに試験慣れしている人からしてみれば、これらのことはすでに染み付いていることなので、意識しなくとも実践しています。

これが試験慣れしている人としていない人の差です。

さてあなたはどっちでしょうか?

 

おさらいすると試験を受ける上で基本中の基本事項はこれらです。

・緊張しすぎないこと

・必ず全問埋めること。空白は作らない。

・ペース配分をつかむこと

・解ける問題から解いていくこと。全問に当たれるようにすること。

・簡単な見直しをすること。見直し時間の確保。

これらのことを頭に入れ、1点でも多く得点できるようにしましょう。