試験勉強、初期のころにやった方がいいこと

行政書士試験に合格する上で大事なのは自分の今の現状を把握するということです。これはどういうことかというと、自分は今、行政書士試験合格からどのぐらい遠ざかっているのかということ知るということです。
もし合格までの距離が遠いのなら、もう少し勉強しなければならないですし、逆に近いならあなたの勉強方法は間違っていないということになります。

これは勉強初期のころにも同様なことが言えます。
受験生の潜在能力は十人十色です。法学部卒だったり、初学者であったりします。それによって、初期の段階でも合格への距離が近い人もいるし、遠い人もいます。もしかしたら無勉で合格という人もいるかもしれません。司法書士合格者とかなら無勉合格の可能性はないとは言えません。

仮にあなたが法学部卒の人だとしたら、そのまま、行政書士試験の本試験形式の問題をといて見てください。意外と得点は高いと思います。もし高いようなら、必要以上に勉強することはありませんし、もし低いなら勉強時間を多くとっていく必要があります。

逆にあなたが初学者の場合、こういったときは法律の択一問題はあえて解かない方が良いでしょう。なぜなら、あまりの難しさに挑戦をあきらめてしまいそうになるからです。そもそも、初学者の場合は絶対に高得点とはならないので、法律科目はやる必要がありません。ですが、一般知識の問題だけは解いてみてください。場合によっては一般知識は結構点数が取れるということもあると思います。もし一般知識が得意だということがわかれば、試験そのものの戦略も変わってきます。私がオススメするギリギリ合格の場合だと、総合点を一般知識で稼ぐことができるので、その分、法律科目で手が抜けるのです。こういった戦略もできてしまいます。

大事なのは今の現状を知った上で戦略を立てる

それが合格の可能性を高めてくれます。今回は勉強初期段階での自分の実力の現状確認のことについて書かせていただきました。
ですが、もちろん勉強の途中経過の際も現状を確認することが大事になってきます。現状確認→修正の繰り返し。これが基本の勉強法となります。