ドラマ「カバチタレ」が与えた影響は受験生増加だけではない?

伝説のドラマ「カバチタレ」とは

「カバチタレ」というドラマをご存知でしょうか?

私と同世代かそれ以上の方ならばご存知の方も多いとおもいますが、行政書士の活躍を描いたドラマです。

この「カバチタレ」というドラマの影響で行政書士試験の受験者数が増えたそうです。
カバチタレというのはもともとはマンガが原作なわけですが、2001年にテレビドラマ化され、行政書士人気の火付け役となりました。

ただの代書屋から法律家に?

これを見て行政書士を目指したという人も多いのではないかと思います。そして、行政書士という職業をこのドラマで知った人がほとんどだと思います。私もカバチタレを見て行政書士という職業を知った一人です。それまでの行政書士の認知度はかなり低かったんではないかと思います。

私の親もそうなのですが、アラ還世代以上の人は行政書士というより「代書屋」というイメージが強いようです。よく自動車免許の更新のところに居たそうです。私は「代書屋」だはなく、完全にカバチタレの深津絵里さんが行政書士のイメージになっています。民事にもどんどんかかわっていく、行政書士はそういう人なんだ、弁護士に近い人なんだと思っていました。私にとってもカバチタレはさまざま影響を与えてくれたドラマでした。良いか悪いかは別として。

もしかしたら、カバチタレを見て行政書士試験を受けようとおもったのかもしれません。深津絵里さん演じる主人公の行政書士みたいになって、困っている人を紙切れ1枚で助けたい。そんな思いが生まれたのかもしれません。

でも実際には行政書士が民事にかかわることはまれです。というより、ドラマのカバチタレでも非弁行為と訴えられそうになる回があったと思いますが、行政書士が民事にかかわるのはとてもリスキーなことです。最悪逮捕なんてこともあるかもしれません。もちろん、私も行政書士として起業したら、民事は避けていくつもりです。

とにかく、ドラマの影響はすごかったです。もしよかったら、DVDなどレンタルして見てみることをオススメします。勉強のモチベーションは上がるはずです。